DVD Decrypter の設定方法

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DVD Decrypter の設定方法について説明しています。

DVD Decrypter の設定方法

DVD Decrypter の設定は、デフォルト(初期状態)のままでも、あまり問題はありません。

しかし、変更しておいた方が使いやすい部分があります。

そこで、これだけやっておけば便利倍増とお勧めの設定方法を紹介したいと思います。

DVD Decrypter を起動して、「ツール(T)」→「各種設定(T)」 を開いて設定していきましょう!

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1.「一般」タブの設定

一般」タブ内で変更するべき部分は、
マクロビジョン保護を除去」と「標準出力先」の2つです。

 

・「システムトレイに最小化」 :DVD Decrypterを最小化時、画面のいちばん右下のエリアに最小化。
・「マクロビジョンの保護を除去 」:「DVDにかけられているコピーガードを除去する機能」のことです。

・「RCE保護リージョン」:再生に使用するプレーヤーに対応したリージョンコードを選択。
 (正確には、再生に使用するプレーヤーに対応したリージョンコードを選ぶ必要があります。
  あなたのプレーヤーが日本製なら「2」、中国製なら「6」、北米製なら「1」を選んでください。)

・「プロテクト構造チェック」:リッピングしたいDVDに、プロテクトがかけられているかどうかを検出する機能。

・「パックヘッダ警告を隠す」:プロテクトなどの影響で、DVD上の「パックヘッダ」という領域に異常が見受けられる場合、
  エラーを知らせるウィンドウが出現しますが、この機能をオンにしておくと、エラーメッセージの出力を抑える。
  (Webブラウザの、ポップアップ広告をブロックする機能に似ています)

・「不良セクタ検知でトレイを入れなおす」:解析の困難なセクタや不良セクタを検出した際に、
  いったんディスクをトレイから吐き出し、再度マウントし直してリッピングを続行するための機能。

・「除去方法:」:DVDの扱い方を選択。普段は「通常」を選択、プロテクトDVDの場合に、「強制」を使用。

・「その他」:ハードディスクの残り領域が少ない場合や、リージョンコードが一致しない場合などに警告オプション。


『推奨設定値』
1.「マクロビジョンの保護を除去 」: ここにチェック。

2.「RCE保護リージョン」:ここは必ず「2」に変更してください。
  普通の日本製 プレーヤーが大半だと思うので「2」、中国製なら「6」、米国製なら「1」を選択。


3.「標準出力先」は変更しておいた方が便利です。

  DVD Decrypter が出力するファイルを保存するフォルダは、十分な空容量が必要なので、
  「カスタム」を選択して任意のフォルダに変更した方がよいでしょう。

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2.「FILEモード」タブの設定

ここでは、「オプション」の設定を2か所変更します。

 

・「起動時」:DVDのコンテンツの内でバックアップをとりたいファイルを指定。デフォルトの設定:すべてのファイルにチェック。
  (メインムービーのみをバックアップする場合は、「メインムービー+IFO」を選択。)

・「ストリーム処理」:バックアップしたいDVDのTOC(DVD内に記録されているデータの目次) を走査するのに
  何セクタ分DVDを読み込むのかを指定。

・「ファイル分割」:DVDのコンテンツを吸い出す単位。
  「ファイル毎」を選んでおけば、オリジナルのDVDと同じファイル構成になります。)

・「マルチアングル処理」:バックアップしたいDVDに、同一内容のビデオファイルが複数収録されているときに使用。
  このようなDVDは、バックアップしたいビデオだけ指定してメディアの浪費や圧縮時の画質の劣化を防げます。

・「参照されていないVTSセットを無視」:DVDプレーヤーは再生時に、DVD内の「VIDEO_TS.IFO」というファイルを参照し、
  再生に必要なファイルを適宜選択しながら映像を映し出していますが、
  リスト内に掲載されていないビデオファイル(=『参照されていないVTSセット』)を無視して無駄なリッピング回避。

・「IFO構造保護を除去」:バッドセクタ(不良セクタ)、DVDドライブによる読み出しの困難な領域を「読み込み」にいかず、
  「読み飛ばす」ようにドライブを制御する機能。

・「IFO RC 保護を除去」:リージョンコードを解除。(世界中のDVDを任意のプレーヤーで鑑賞できるようになります)

・「IFO RCE 保護を除去」:RCE(Region Code Enhancement)を解除。

  「RCE」もリージョンコードの一種で、リージョンコードが「1」の北米圏で生産されたDVDが、
  リージョンフリーのDVDプレーヤーで再生できないようにするためのプロテクト。

・「IFO PUO を除去」、「VOB PUO を除去」:PUO(Prohibited User Operation)を解除。(ユーザー操作の禁止箇所を除外)

・「M2Vタイムコード(00:00:00:00)をパッチ」:「ストリーム処理」の「分離」機能を使用した際に、出力されるM2Vファイルの
  タイムコードを0に初期化する機能。「分離」したファイルをさらに編集するような場合は、チェックを入れる。


 『推奨設定値』
1.「IFO PUO を除去 」 と 「VOB PUO を除去 」にチェックを入れてください。

これは、ユーザーによる操作が禁止されている部分をなくしてしまうオプションです。


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3.「IFOモード」タブの設定

 


・「メインムービーPGCを選択」:収録されているPGCの内で再生時間が最長のビデオ(要するに、メインムービー)を予め
  選択してくれるようにする機能。

・「ストリーム処理を有効」:収録されているビデオ・音声ファイルの詳細をチェックしたり、一部を取り出したりする
  「ストリーム処理」を行えるようにする機能。

・「あいまいなCellを非チェック」:リッピングの際にプロテクトがかけられていると判断した領域を無視する機能。

・「ファイル分割:」:リッピングの際にビデオ部分全体を、複数の「VOBファイル」というファイルに分割する分割単位を
  何GBにするかの設定。市販のDVDは「1GB」単位なので普通のDVDなら設定を変更する必要はありません。

・「IFOファイルをコピー」:チェックを入れると、「構造保護を除去」、「RC保護を除去」、「RCE保護を除去」、「PUOを除去」と
  いった、設定ができるようになります。これらのオプションは、の説明は、2.「FILEモード」タブの設定と同じです。

・「VOB PUOを除去」、「M2Vタイムコード(00:00:00:00)をパッチ」:説明は、2.「FILEモード」タブの設定と同じです。

・「ファイルの追加作成」:リスト内のツールを使用する場合、使用するツール名にチェックを入れておくと、
  そのツールに合ったファイルを追加作成してくれます。



『推奨設定値』
1.「ストリーム処理を有効」にチェックを入れると、DVDに収録されている映像・音声ファイルの詳細を
  実際に見れるので、チェックしたり、特定のファイルのみを取り出したりすることができて便利です。

2.「PUO を除去 」 と 「VOB PUO を除去 にもチェックを入れてください。


3.「構造保護を除去(=「IFOプロテクトを除去」)チェックを入れてください。


4.「ファイルの追加作成」のオプションは、リスト内の各ツールと DVD Decrypter とを併用する際に、
  それぞれのツールにあった追加のファイルを出力させるためのオプションですから、
  リストの中に、あなたが使っているツールがあれば、チェックを入れてください。




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4.「ISO読み込みモード」タブの設定

 

・「書き込みモード:」:イメージをメディアに焼き込む際に、CDイメージ/DVDイメージの設定。「自動」。

・「書き込みタイプ:」:DVDメディアへの書き込み方式を、「SAO」(= Session At Once)/ 「Packet」の2種類から選択。
  ※「DVD Decrypter」は DAO(= Disc At Once)には非対応。DAO で書き込みは、 ImgBurn などを検討。

・「リンクサイズ:」:詳細不明。「自動

・「Burn-Proofを有効」:『バッファアンダーラン』防止。

・「ボリュームロック - 排他処理」:書き込み作業中のドライブに、他のアプリケーションのアクセス防止機能。

・「ベリファイ前にトレイを入れ直す」:文字通りの機能です。書込みが終了したディスクにさらにベリファイをかける際に、
  いったんディスクをイジェクトして再度マウントさせる設定。

・「'終了後イメージ削除'にチェック」:書き込みの済んだイメージをフォルダから完全に削除させるための機能。
  この機能によって削除されたイメージは復元できないので注意!

・「'書き込み後シャットダウン'にチェック」:書き込み終了後すぐにパソコンをシャットダウンしたい場合にチェック。
  書き込み速度の遅いドライブで深夜に書き込み作業をしている時などに便利です。

・「メディア消去の確認をしない」、「メディアフォーマットの確認をしない」、「メディア上書きの確認をしない」:
  書き換え可能なメディア(DVD-RW など)を消去するときなどに、確認メッセージを不要にしたいときチェック。

・「レイヤーブレーク」:片面2層式メディア(DVD±R DL)に書き込みを行う際に、1層目と2層目の境目に当たる
  「レイヤーブレーク」の位置を何セクター目にするかを指定することが可能。


『推奨設定値』
1.「IFO PUO を除去 」 と 「VOB PUO を除去 」にチェックを入れてください。

2.「IFO構造保護を除去」にもチェックを入れてください。

 


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5.「CSS」タブの設定

 

・「CSSクラック方法」:ドライブにCSSの解析をやらせる際に、ドライブにどのようにしてディスクを読み込ませるのかを設定。

・「マスタリングエラーを検出」:CSSの解析回数を増やすための設定。通常は不要。

・「符号化キーを指定」:CSSキーが分かっている場合に、これを指定可能。

・「強制的にVOB CSSフラグを除去」:リッピングの際に、DVDがCSSによって暗号化されていることを示すフラグを取り除く機能。
  チェックを入れた方がいいのかもしれませんが、あまり意味はないと思います。

・「CSS検索サイズ」:リッピングしたいDVDがCSSによって暗号化されているか否かを判定するのに、
  何セクターディスクを読み込むかを設定可能。「500〜1000」程度の値を指定しておけば十分。

・「DeCSSPlusキー予測」、「DeCSSPlusパターンリピート長」:数値を大きくすると、ディスクの解析に時間が必要です。

『推奨設定値』
1.「CSS検索サイズ」のところで、つまみを左右にスライドさせて、「1000 Sectors 」程度の値に設定。


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6.「I/O」タブの設定

ここで変更する設定は、「バッファサイズ」だけです。

 

・「インターフェース」のSPTIは、OSが 「Windows XP / Windows 2000/ Windows NT」 の設定です。
  それ以外は以下のリンク先から、お使いのOSに対応したファイルをダウンロードしてください。

  入手したファイルをインストールしたら、「ASPI - WNASPI32.DLL」 にチェックをつけてください。

  ・「バッファサイズ」を大きく設定すると、「DVD Decrypter 」で書き込みをする際の品質が高くなります。

  当然、値は大きければ大きいほど良いのですが、メモリーの容量が少ない場合、
  パソコンの動作全体がかなり重くなってしまう
ので、注意してください!

  「1〜256MB」の範囲で数値が設定できます。

・「リードエラー無視」:ディスク上にエラーセクターがある場合にチェックしてください。通常はチェック不要。

 
 『推奨設定値』

1.「バッファサイズ」は搭載メモリーの容量の40%程度の値 に設定。
   
(例:メモリーが512MBなら、200MB程度に設定)


2.「インターフェース」のSPTIは、OSが 「Windows XP / Windows 2000/ Windows NT」 の設定です。
    それ以外は変更しましょう!
 


これで、「DVD Decrypter 」のバックアップをとる準備が整いました。

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