「DVD Shrink」による圧縮作業の手順 |
▼ 「DVD Shrink」による圧縮作業の手順
DVD DecrypterでDVDのリッピングが完了したら、そのファイルをDVD
Shrinkに取り込みます。
(DVD
DecrypterでのDVDリッピングでISOモードで作成した時、拡張子がMDSのファイルが作成されていると読み込めない時があります。その時はMDSファイルの上で右クリックしてプログラムから開く、DVD
Shrinkを選択してください。)
1.DVD Shrinkを起動して、「ファイルを開く」をクリック。
(DVD
Decrypterでリッピング出力したDVDのファイルが保存してあるフォルダを選択してください。)
ここでは、C¥Lippingを指定しています。
フォルダを選択すると、下のように、ファイルの解析が始まります。 (この解析はすぐ終わります。40秒〜1分程度。)
解析が終了すると、次のような画面が現れます。
DVD
Shrinkの圧縮後の画質はかなりきれいですよ!
でも「圧縮」により、若干の画質の劣化が発生しますので、不要なメニューや特典映像をカットしたり圧縮率を高くしたりして、 見たい本編部分の圧縮率を極力低くするのが一般的です。
でも今回は、メニューや特典映像を一切カットせず、オリジナルのDVDと同じ構成のバックアップを作ります。
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1.不要な音声をカットしよう
まず不要なファイルの最初は、音声ファイルです。
たとえば洋画の場合、英語と日本語吹替の2種類の音声ファイルが入っているので、
どちらか不要な方をカットします。
下のように、不要な音声のチェックをはずすだけで作業完了です。
チェックをはずした瞬間、音声の上のパーセンテージの値が大きくなると思います。
このパーセンテージは、もとの何%のサイズに動画が圧縮されているかを表しています。 (数値が大きいほど画質は高くなります)
※ チェックをはずした「DTS 5.1-ch」
という音声ファイルは、立体的な広がりをもったサウンドを楽しむためのものですが、専用のプレーヤーが必要ですので、再生環境がない場合は真っ先にチェックを外しましょう。
2.メニューや特典など、なくてもいい映像の圧縮率を最大にしよう
メニュー画面や特典映像など、本編とは関係のないムービーは、高い画質は必要はありません。
メニュー画面や特典映像などの圧縮率を最大にすると、本編の圧縮率が下がります。 (今回「メニュー」を例に説明しますので、「特典」なども同様にやってみてください。)
まずは上の(1)のように、「メニュー」フォルダを選択。
つづいて(2)のように、「自動」となっている部分を「カスタム」に変更後、下のつまみを左端までスライドさせてください。 (パーセンテージが下がれば下がるほど、圧縮率が高くなり、メニュー部分の画質を下げることができます)
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不要なファイルの削除などがおわったら、「バックアップ!」をクリックしてください。
3.「出力先デバイスの選択」 タブの設定
ここでの設定は、DVD
Shrinkで圧縮したデータを、何で書き込むかによって大きく変わってきます。
1) 「出力先デバイスの選択」
あなたのパソコンに「Nero」がインストール済みであれば、書込みに使用するドライブに
メディアをセット後、そのドライブを指定してください。
無い場合は、「DVD
Decrypter」のISO書き込み機能を利用してライティングをしますので、
「ISO
イメージファイル」を選択してください。
例では、D:\dvdisooutを指定しています。
2) 「DVD
ファイルの出力先フォルダを選択」
4.5GB近いサイズのファイルが作成されますので、十分な容量(5GB 以上)
のあるディレクトリを選択してください。
3) 「VIDEO_TSとAUDIO_TSフォルダを作成する」
(「出力先デバイスの選択」で、「ISO
イメージファイル」を選択した場合は関係ありません)
チェックを入れると、「VIDEO_TS」と「AUDIO_TS」の2種類のフォルダが自動で作成され、
その中に作業後のファイルが格納されます。チェックを入れておくことをお奨めします。
4.「DVDリージョン」 タブの設定
通常は「2」を選択します。 (プレーヤーが日本製の場合、「2」以外を選択すると再生できなくなるので注意してください)
「リージョンフリー」はたとえば、海外製のDVDを日本製のプレーヤーで 鑑賞したい場合などに効果を発揮します!
5.「品質設定」 タブの設定
1) 「品質を向上させるため、バックアップ前に詳細な分析を実行する」
より高画質なバックアップがとれるようになるオプションです。
作業時間は長くなってしまいますが、その分見返りも大きいので、 是非チェックを入れておくことをお奨めします。
なお、一度実行しておくと、DVD
Shrinkはその結果を記憶してくれるため、 そのファイルに関しては、このオプションを再度実行する必要はありません。
2) 「高品質適応性エラー保障機能を使用してビデオの圧縮を実行する」
このオプションにチェックを入れると、このような画面の乱れを 最小限に食い止めてくれるので、チェックを入れておくことをお奨めします。
通常は「シャープ
(デフォルト)」で構いませんが、圧縮率が高いような場合は、 「スムース」を選択しておくとよいでしょう。
6.「オプション」 タブの設定
DVD
Shrinkで圧縮作業中、他の仕事をパソコンでやりたい場合は、
「バックアップを低優先度モードで実行する」にチェックを入れてください。
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以上でDVD
Shrinkの設定はすべて終了です。 「OK」をクリックしてください。
参考情報:圧縮作業中は、「ビデオプレビューを有効にする」のチェックをはずしておくと、作業が早く終わります。
処理が終わりました。「OK」をクリックしてDVD
Shrinkを終了させてください。
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